価値観は「キラキラの宝物」じゃないかもしれない?
これまで私はずっと、「価値観」って自分だけの宝物みたいなものだと思ってました。
価値観マップを作ったり、自分の内側をじっくり見つめる作業がすごく楽しかったんです。
でもね、ある日ふと気づいたんです。
「あれ?価値観って、キラキラの宝物じゃなくて、“ただの特性”みたいなものかも…?」
今日はそんな気づきのお話です。
価値観は「キラキラの宝物」じゃないかもしれない?
価値観マップを作っていたときは、
「私だけの特別な“好き”や“大切”が見つかるかも!」ってワクワクしてました。
だけど実際に出てきたのは、
- 「安定がいちばん落ち着く」
- 「人に責められるのが苦手」
- 「静かな空間が心地いい」
……そんな、どこか地味で、ちょっと重たい言葉たちでした。

えっ…それが“宝物”?
もっと、キラキラした“好きなこと”が出てくると思ってたよ〜!
HSPにとっての価値観とは?
HSPの価値観は「影響を受けやすい特性」だった?
HSPさんって、感覚や感情にとっても敏感。
だからこそ、「反応しやすいもの」や「疲れやすいもの」が、
自然と“価値観”として出てきやすいんだと思います。
そう考えると、
価値観って「こうしたい!」っていう願望というよりも、
**「こうじゃないと疲れちゃう」「これがないと安心できない」**みたいな、
“自分の傾向”そのものなのかも。

なるほど…“こうすると落ち着く”って、
確かにただの性格っぽいところもあるよね。
見つけた価値観にモヤっとする理由
気に入らない価値観も、自分の一部だと気づけたら
正直、見つけた価値観が「うれしい!」って思えるものばかりじゃなかったです。
たとえば、
- 「安心がないと動けない」
- 「失敗が怖くて慎重になる」
- 「人の顔色を気にしがち」
……そんな言葉を見つけると、
「え、わたしって弱いのかな…?」って落ち込みそうになることもありました。
でも、たとえ気に入らない価値観であっても、「ああ、これも自分の一部なんだな」って知っておくことは、すごく意味があるんです。
自分を知ることって、イコール「全部好きになる」ことじゃないんだなぁって思いました。

“好きになれない価値観”もあるって、ちょっとホッとしたかも。
全部ポジティブじゃなくていいんだね。
HSPにとってのしあわせって?
テンション高めじゃなくていい。HSPの“静かな幸せ”
「しあわせ」と聞くと、なんだか明るくてキラキラしたイメージがあるけれど、
私にとってのしあわせって、もっと静かでやさしいものでした。
たとえば、
- 予定のない朝に、ゆっくり白湯を飲めること
- 誰にも急かされず、自分のペースで過ごせること
- 静かな部屋で、ふーっと深呼吸できること
そういう**“淡い寒色系”のエネルギー**に満たされるとき、
私はじんわりと「しあわせだなぁ」って思えるんです。

テンション上がる系の“幸せ”って、ちょっと疲れちゃうときあるよね…。
価値観の本当の役割とは
価値観は“自分らしさの説明書”。扱い方を知ることが大切
宝物みたいに輝いてなくてもいい。
むしろ、「こういうときに疲れる」とか、「こうされると落ち着く」とか、
“どう扱えば心地よくいられるか”を教えてくれるもの。
それが価値観なんじゃないかな、って今では思っています。

“価値観は人生の説明書”って感じかも。
あると安心できるし、取説って地味だけど大事だもんね!
まとめ:「しあわせ」や「価値観」って?
キラキラじゃない価値観や幸せも、ちゃんと意味がある
「しあわせ」や「価値観」って言葉に、ついキラキラした理想を重ねてしまうけれど、
実際にはもっと地味で、ふつうで、毎日の中にひっそりとあるもの。
でもね、そういうのも**ちゃんと“しあわせ”だし、自分らしさ”**なんですよね。
自分に合うペースで、合う形で。
無理に「理想のしあわせ像」に合わせなくていい。
価値観も、しあわせも、「わたしのままで大丈夫」って思える感覚が、
いちばん大切なんじゃないかなと思っています。
ここまで読んでくれてありがとう🌿
あなたにとっての“しあわせ”や“価値観”が、ちょっとでもやさしく感じられたらうれしいです。
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