前回は、自分を知るために「価値観マップ作成」とそこから「自分トリセツ」への流れをご紹介しました。
でも実際に「価値観マップを作る」といっても、何からどう始めればいいの?と迷ってしまうことも。
この記事では、私がはじめて価値観マップを作ったときの体験をもとに、
「リベ大YouTube」で紹介されている方法を、やさしく紹介します。
うまく書けなかったところ、つまずいたところも含めて正直にシェアするので、
「わたしもできそう」と思ってもらえたらうれしいな。
このページでわかること
- 価値観マップの基本的な作り方(リベ大YouTube式)
- うまく言葉が出てこないときの安心ポイント
- 書いてみたけど「まとまらない!」となったときの視点
- 本質的な価値観に近づいていく、やさしいプロセス
はじめに
今日は、私がはじめて価値観マップに触れたときの体験を、やさしくシェアしてみようと思います。
価値観マップって、自分の「大事にしていること」や「心地よさのヒント」を地図みたいに可視化するツール。
私はリベ大YouTubeで出会って、「へぇ〜こんなやり方あるんだ!」って、ちょっとワクワクしました。
ただね、実際にやってみると、「ん?なんかうまく書けないぞ?」ってところもあって…。
今日はまず、リベ大YouTubeで紹介されている基本のステップをご紹介しますが、
次の記事からは「HSPさん向けアレンジ版」も登場するので、どうか気負わずに読んでくださいね。

まずは価値観マップの全体像をイメージしてみようね
出典:https://www.youtube.com/watch?v=ECaWPK9fZkI&t=307s
リベ大YouTube式・価値観マップの作り方
1. ツールを用意するよ
おすすめされていたのは「MindMeister(マインドマイスター)」というマインドマップ作成ツール。
文章だけでなく、図や線でつながった形で、頭の中の考えをまとめることができます。
いろんな形状で使えますが、リベ大YouTubeでおすすめされていたのは左にお題、そこから右へどんどん書き足していく形。

横向きのトーナメント表みたいだね
無料で使えるし、ぱっと見て全体がわかりやすいのがうれしいポイント。
こちらはPCでの使用が圧倒的に便利!
でもPC苦手な方や、MindMeister(マインドマイスター)の使い方がよくわからないという方は、一旦紙に手書きでも大丈夫ですよ。
2. 4つのお題に答えてみる
以下の質問がテンプレートとして用意されていました:
- 自分にとっての幸せとは?
- 何を大切にしていますか?
- 何をどうしたくて今ここにいるか?
- 人生でやりたい30のこと
……なんだけど、実は私はこの時点でちょっと詰まりました(笑)

はじめの質問にしては、どれも深くてむずかしいなぁ・・・
でも大丈夫。
いきなり答えようとしなくていいし、わからないところはスルーしてもいいんです。
もちろん答えられる人はどんどん書き込んでいってくださいね。
「詰まっちゃったよー」という方は、次の記事【1-4】「言葉が出てこないときどうする?」をテーマに、**“棚卸しのヒント”**をたっぷり紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
参考記事:▷ 1-4|自分を知るって難しい?HSPさん向け・やさしい棚卸しのすすめ
▷ 【HSP】違和感を見逃さない。感情と体の反応が教えてくれる“本当のわたし”
3. 「なんで?」って、少し深く見つめてみる
出てきた答えに対して「なんでそう思うんだろう?」って、そっと問いかけてみる時間。
ひとつの答えに対して3回「なぜ?」と深堀してみましょう。
このプロセスは、私にとっては宝探しみたいに楽しい時間でした。
でも、人によってはうまく理由が出てこなかったり、答えがループしてしまったり・・・。
ちょっと疲れちゃうこともあるかもしれません。
そんなときは、次の記事(【1-5】)で紹介する**価値観の深掘りに詰まったら:「なぜ?」のループから抜けるヒント集**をのぞいてみてくださいね。
参考記事:▷ 1-5|深掘りがうまくできないときのヒント集|想いをやさしく拾うコツ

無理せず、やさしく、自分のペースでね。
4. 誰かに見てもらう(でも、無理はしなくて大丈夫)
リベ大YouTube式では、できあがったマップを信頼できる人に見てもらって、感想やツッコミをもらうステップもあります。
確かにこれ、気づきが増えるしおもしろいんです。
実際に、他の人のマップを見るのって、小説を読むみたいでとっても楽しかった。
でも、
「他人の目に触れる」ってだけで緊張しちゃう…
見られると思うと正直な気持ちが書けない…
特にHSPさんはそんな人も多いと思います。私もそういうときあります。
だから、無理して見せなくていい、とわたしは思っています。

ひとりでこっそり深めていくやり方だって、じゅうぶん価値があるよ。
他の人に見てもらうメリットは“自分にない視点からのツッコミ”をもらうこと。
じゃあ自分の外からヒントをもらって、自分でツッコミをすればある程度補えると思うんです。
そんなひとりでこっそりやるためのヒントを、次からの記事(【1-4~6】)でご紹介しますね。
参考記事:▷ 1-4|自分を知るって難しい?HSPさん向け・やさしい棚卸しのすすめ
▷ 1-5|深掘りがうまくできないときのヒント集|想いをやさしく拾うコツ
▷ 1-6|価値観には“容量”がある?満たす目安がわかると生きやすくなるよ
◆ 最後のステップ?私はちょっと違う形にしたよ
リベの流れでは、最後に「一度作ったマップを整理し直して、もう一度つくりなおしてみよう」というステップがあります。
視覚的に整理していって、繰り返し出てくるキーワードなんかから、自分の本質を見つけていく流れなんだと思います。
これで自分の価値観マップは完成!
…なんだけど。
私にはここが一番の詰まったポイントでした。
一応、最初のお題に沿って答えは書いてみたんだけど、
書いていくうちにどんどん広がって、いろんな角度やテーマが見えてきて…
**「まとめようとしてもまとまらない!」**という状態に。

おんなじ言葉がみつからない・・・
同じ言葉が何度も出てくるというよりは、
そのときどきで違う言葉、違う視点が出てきて、逆にどれも大事に思えてしまって。
だから私は、「再構築」よりも、散らばった答えたちをそっと見つめて、そこに通っている“流れ”を見つける方向に進んでみました。
その先に見えてきたのが、私にとっての本質的な価値観=抽象化の視点です。
これは、次のカテゴリ記事(【カテゴリ2:自分とのつきあい方】)でくわしくお話ししていきますね。
参考記事:▷ 2-1|“なんとなく好き”の奥にある気持ちって?|価値観の抽象化について
次回予告|自分を知るって難しい?HSPさん向け・やさしい棚卸しのすすめ
「お題に答える」と言われても、
言葉が出ない、何から考え始めたらいいかわからない…そんなHSPさんも多いはず。
お題に答えれなくても自分を見つめる方法はあるので安心してください。
次回はそんな人に向けて、私が実際にやってみてよかった「自分の棚卸し」のやり方を、
やさしく・シンプルにご紹介します🌿

お題とは違う視点から、自分を見つめてみよう
疲れた心を責めずに、ただ“見つめる”だけ。
そんな穏やかなステップから、自分らしさへの道が開けていきますよ🍀
▶ 次はこちらの記事へ: 👉 自分を知るって難しい?HSPさん向け・やさしい棚卸しのすすめ
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