1-5|深掘りがうまくできないときのヒント集|想いをやさしく拾うコツ

価値観をみつける
  • 「なぜ?」を3回くり返しても、答えが出てこない。
  • 書こうとしても、頭が真っ白になる。
  • ひとりで深掘ろうとすると、どこから手をつけたらいいのかわからない…。

そんなふうに、価値観の深掘りで立ち止まってしまったことはありませんか?

でもそれは、あなたの中に「答えがない」からではなくて、
ただ少しだけ、そこに届くための“別の入り口”が必要なだけかもしれません🌱

このページでは、「深掘りがうまくできない」と感じるときのヒントを紹介しています。
「なぜ?」で詰まってしまうときも、言葉が出てこないときも、
やさしく、自分と向き合うサポートになればうれしいです🕊️


このページでわかること:

  • 「なぜ?」のループにハマったときに試せる視点の切り替え方
  • 言葉が出てこないときに使える、外からのヒントの取り入れ方
  • 数字・条件・ジャンルなど、深掘りの多角的なアプローチ
  • 実際の事例をもとに、自分の問いを考えるヒント
  • モヤモヤのままでも大丈夫だと思える心の整え方

はじめに

「なぜ?」を3回繰り返しても、いつも同じ答えになる。
書こうとしても、言葉がまったく出てこない。

そんなとき、もしかしたら “あなたの中にちゃんとある想い” に、
まだちょっとだけ光が届いていないだけなのかもしれません🌱

このページでは、「うまく深掘りできない…」と感じたときのヒントを紹介しています。
あなたのペースで、あなたらしく
焦らず、ふんわり、自分と向き合う時間のおともになりますように🕊️


1. 「なぜ?」のループを抜け出す視点

「なぜ?」を繰り返しても、答えがループしたり、堂々巡りになることってありますよね。
そんな時は、ちょっと視点を変えてみるのが効果的です🌿

▷ 具体的な事例を考えてみる

「今の仕事が嫌」なら、**どんなとき・どんな場面でそう思った?**を思い出してみて。

例:

  • 月曜日の朝がつらい
  • 会議が多くて自分の時間がとれない
  • 人間関係に気を使いすぎて疲れる…など。

▷ 抽象化してみる

逆に、「今の仕事が嫌」という具体を、もっと大きなレベルの言葉に変換してみる。

例:

  • 自由がない
  • 心が疲れる
  • 理解されていない感じがする…など。

▷ 数字で考えてみる

いくらもらえたら納得できる?」など、感情の奥にある“基準”を探すヒントになります。

例:

  • 月収◯万円なら満足?
  • 通勤時間が◯分以内だったら?
  • 週◯日は在宅勤務できたら?…など。

▷ 条件を細分化してみる

「今の仕事が嫌」⇒ どの要素が特にそう感じさせるのか?

例:

  • 給料?
  • 働く場所?
  • 一緒に働く人?
  • 時間や休み?
  • 内容そのもの?

この「分けてみる」視点は、次の行動を見つける手がかりにもなります🧭


2. 書こうとしても言葉が出てこないときに

「言語化がむずかしい…」「手が止まってしまう…」
そんなときは、外からのヒントを借りてくるのもひとつの方法です。

▷ よくある価値観キーワードを見てみる

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』(八木仁平さん)の巻末に載っている、
価値観リストがおすすめです🌸
そこから「ちょっとでも引っかかる言葉」があったら、手がかりになります。

例:

  • 自由
  • 調和
  • 安心
  • 探究
  • 愛情
  • 成長…など。

▷ よくあるジャンル・項目から考えてみる

ジャンルで切り分けると、思考が整理されて出やすくなります✨

  • お金:老後資金、家は持ち家?賃貸?、お金のかかる趣味ある?、最低いくらあれば安心?
  • 仕事:どんな働き方をしたい?何を大切にしたい?
  • 趣味:心がワクワクする瞬間って?
  • 人間関係:どんな人と一緒にいると心地いい?
  • 時間:平日・休日にどう過ごしたい?余白はどれくらい必要?
    …などなど🕰️

3. 実際にわたしが考えていたこと(事例)

わたし自身がマインドマップを作ったときに出てきた問いの例です。
ここからさらに細かく枝分かれしながら深掘りしていきました🌳

  • 自分にとっての幸せとは何なのか?
     → 自由に生きること/得意なことで人の役に立つこと/知識を取り入れること
  • 何を大切にして生きているのか?
     → 自分の満足感/家族の幸せ/価値観の合う仲間との交流
  • 何をどうしたくてその場にいるのか?
     → つながりたい/お金の不安に向き合いたい/やりたいこと・自分の強みを見つけたい

あなたの答えが、きっとあなたの中にもあるはずです🌷


おわりに|「なんとなく」を残しても大丈夫

深掘りって、うまく言葉が出てくる日もあれば、出てこない日もあります。
でも、その時間自体が、あなたの内側とつながる貴重なステップです。

たとえ答えが見つからなくても、
よくわかんないけど、ちょっと気になる」くらいでもOK。

脳は意識していなくても、ちゃんと裏側で考え続けてくれています🧠
ぜんぜん違うタイミングで「これかも!」というヒントが
ふっと降ってくることだって、よくあること。

今はモヤモヤでも、必ずじぶんにとって大事な答えにつながっていきます🕊️
あなたの「大事」が、ちゃんと見えてくる日まで。
あたたかく、ていねいに、自分と向き合っていけますように🌸


次回予告|自分の「容量」を見つめると、もっとラクに生きられるかも?

棚卸しで少しずつ自分のパターンや価値観が見えてきたら、
次はそれを「どれくらい満たしたら心地いいか?」という視点で見つめてみましょう。

わたしたちHSP気質の人は、つい「全部ちゃんとやらなきゃ」とがんばりすぎてしまいがち。
でも、どの価値観も100点を目指す必要はないんです。

「これくらい満たされていれば、私は安心できる」
そんな**“自分のちょうどいいライン”=容量**を見つけることで、
無理なく、やさしく、自分らしく暮らせるようになりますよ🌿

次回は、そんな「容量」の考え方を、わたし自身の実例も交えてお届けします◎

▶ 次はこちらの記事へ:  👉 価値観には“容量”がある?満たす目安がわかると生きやすくなるよ


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