はじめに|がんばりすぎてしまうあなたへ
「もうちょっとだけ」「まだいけるかも」
そう思ってがんばっていたら、気づいたらヘトヘト…。
HSP気質のわたしは、昔からそんなことばかりでした。
- 頼まれると断れない
- やるからには全力でやりたい
- まわりの期待に応えたい
その気持ちが強すぎて、体調を崩すまでがんばってしまうことも。
最近はようやく、
「がんばりすぎる前に“止まる力”が必要なんだ」
と気づき始めました。
この記事では、
がんばりすぎてしまうHSPさんが、自分をやさしく守るための5つの対処法をご紹介します🌿
どれかひとつでも、ヒントになりますように。
なぜHSPさんは、がんばりすぎやすいのか?
HSPさんには、がんばりすぎてしまう理由がいくつかあります。
- 周りの空気や期待に敏感で、応えようとしてしまう
- 「中途半端」が気持ち悪くて、つい最後までやってしまう
- 自分に厳しく、「もっとできるはず」と追い込んでしまう

途中でやめるの、苦手なんだよね…
“ちゃんと最後まで”が落ち着くから。
繊細で責任感が強くて、がんばる力がある。
だからこそ、“止まるタイミング”を見失いやすいんですよね。
がんばりすぎて起こること
わたし自身、やりすぎたあとにこうなりがちでした。
- 翌日ぐったりして何もできない
- 体調を崩して寝込む
- 思うように進まず自己嫌悪に
- 「ちゃんとできなかった…」と、自分を責めてしまう
まわりからは「すごいね」と言われることもあるけど、
本当はしんどい。
それが「がんばりすぎの落とし穴」だと思います。
わたしが実践している5つの対策
ここからは、わたしが試してきた中で効果があった対策を紹介します。
✅1. ToDoは“60点で合格”にする
「今日のやることは3つまで」など、あえて少なく設定します。
全部終わったら“おまけタイム”というルールにしておくと、
「がんばらなきゃ」から「余裕があればやろう」に変わって、気持ちがとても楽に◎
✅2. 予定に「余白時間」を組み込む
スケジュールをつめすぎず、前後30分〜1時間の“なにもしない時間”を確保。
心の余裕だけでなく、体のリズムも整いやすくなりました。
✅3. 「がんばる時間」にタイマーを使う
集中力があるほど、「気づいたら2時間たってた…」なんてことも。

タイマーで止まるって、“物足りない”けど…
あとでめちゃくちゃ楽だって気づいた!
タイマーは、“がんばりすぎスイッチ”を切るきっかけにもなります◎
✅4. 体のサインを観察する習慣をつける
- 姿勢がくずれてる
- 呼吸が浅い
- 水分をとってない
- 無性に甘いものが欲しくなる
これ、わたしにとっては「がんばりすぎ」のサイン。
“体の声”って、意外と正直なんですよね。
✅5. 「自分にとってのちょうどいい」を感覚でつかむ
他人基準じゃなく、自分の満足ラインを探してみる。
「やりきった!」より、「ちょっと余力が残るくらい」で終えると、翌日がすごく楽になります。
それでも「がんばりすぎてしまった」ときは…
もしまたがんばりすぎてしまっても、大丈夫。
それは「がんばる力がある証拠」だから。
自分を責めるよりも、
「じゃあ次はどう止まってみようかな?」
と“自分トリセツのアップデート”をしていくイメージです。
- どんなときにやりすぎたか
- どんなサインが出ていたか
- どうして止まれなかったのか
そんなことを記録していくと、だんだん自分のクセが見えてきますよ。
おわりに|がんばる力はそのままで、「守る力」も育てよう
がんばるって、すばらしいこと。
でも、ずっと全力で走り続けるのは、やさしくないなって最近思うようになりました。
だからわたしは今、
「がんばらない力」や「止まる力」も育て中。
もしあなたも
「ちょっとがんばりすぎてるかも…」と感じたら、
今日紹介した5つの中から、ひとつだけでも試してみてくださいね。
自分を守ることも、立派な“行動”です🕊️
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