「足りないところじゃなくて、“もうあるもの”を見つめよう」
そんな言葉、聞いたことある人も多いのではないでしょうか?
たしかに、不足ばかりを数えてしまうよりも、今持っているものに目を向けられた方が気持ちはラクになります。
でも実際には、「あるものを見てもこの量じゃ満足できない…」と感じる人も多いのではないでしょうか。
今日はその理由と、どうしたら“豊かさマインド”に近づけるのかをお話しします。
なぜ「あるもの」を見ても満足できないのか?
「あるものに目を向ける」だけで満たされないのは、こんな背景があるからです。
- 人によって“十分”の基準が違うから
10万円の貯金で安心できる人もいれば、100万円ないと不安な人もいます。 - 他人の基準に合わせてしまうから
SNSで見かける誰かの暮らしと比べてしまい、「自分はまだ足りない」と感じてしまう。 - 「もっとできるはず」と自分に厳しいから
今あるものを「でもまだまだ」と片づけてしまう。
だからこそ、“あるものを数える”だけでは不十分なんです。
豊かさマインドにつながるカギは「満足ライン」
大切なのは、自分にとって安心できる“満足ライン”を知ること。
他人ではなく、自分の心が落ち着ける基準を持つことです。
具体例
- お金
毎月少しでも貯金できたら安心 → それ以上は余裕資金として自由に使える - 仕事
週5日働くと疲れすぎるけど、週3日ならちょうどいい - 人間関係
たくさんの知り合いはいらない。2〜3人と深く関われれば心地よい
このように、自分にとって「これ以上なくても大丈夫」と思えるラインを探すことが、豊かさにつながっていきます。
満足ラインを見つけるコツ
- 最低限これがあれば安心、というラインを書き出してみる
例:1日30分は自分の時間があればOK - 「ちょっと満たされた瞬間」に“これで十分だね”と声をかけてあげる
例:記事を1本書けた → 「今日はこれでよし」 - 他人の基準ではなく、自分の落ち着きを基準にする
心がホッとするかどうかが目安です。
まとめ
「足りないマインド」から抜け出すには、ただ“あるもの”に目を向けるだけでは足りません。
“自分にとってどれくらいあれば満足できるのか”を知ることが大切です。
そのラインを見つけられたとき、初めて「もう十分だ」と心から感じられ、少しずつ“豊かさマインド”に変わっていきます。
今日のあなたにとっての“もう十分”は、どんなことですか?

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