感情はわたしのセンサーだった。感じることを責めなくなったHSPの気づき

ふわり日々のこと

はじめに

むかしのわたしは、感じることにすら「こんなふうに思っちゃだめだ」と思っていました。
人に対して嫌だなと感じることも、モヤっとすることも、自分のなかの“良くない感情”は全部、無かったことにしたかった。

でも今は、そうじゃない。
感情はわたしにとって、「超優秀なセンサー」なんです。


人を嫌だと思うこと=“ダメ”って思い込んでた

昔のわたしは、「人を嫌だと思うなんて、そんな自分はダメだ」って思ってた。

たとえば、なんとなく嫌だなって感じる人がいても、
「でも、ひどいことされたわけじゃないし」
「そんなことで嫌いなんて思うなんて、自分が悪いんじゃ…?」
…って。

だから、少し無礼なことをされても、「このくらいで怒るなんて器が小さい」と、自分の感情を責めるクセがついてた。


感情に“正しさ”なんていらない

なんであんなに責めてたんだろう?って今なら思えるけど、
あの頃は「マイナスの気持ちは悪いこと」だと思い込んでた。

“いい子”でいなきゃいけないって、いつも頭の中でも頑張ってた。
でも今なら言いたい。
「思うことくらい、自由でいい」
「感情は湧いてくるもので、選んでるわけじゃない」


わたしが「感情=センサー」と気づいたきっかけ

大きなきっかけは、価値観マップHSP気質を知ったこと。

「こんなにも、人それぞれ感じ方がちがうんだ」
「じゃあ、わたしのこの気持ちも、間違いじゃないんだ」
そう思えたのが、転機だった。

もともと「わたし、直感がよく当たる気がするな」と思っていて、
「感情って、直感に近いのかも?」と考え始めたとき、
「よし、一回信じてみよう!」って実験するように、自分の感情を観察するようになった。


感情を“責めない”って、こんなに楽なんだ

いちばん変わったのは、「自分を責めないって、ほんとうにラク」ってこと。
これは前にも書いたけれど、やっぱりここがいちばん大きい。

感情に従って動いて、もし違ってても
「でもわたしの気持ちに添えて動けたから、まぁいっか」って思えるようになった。

“正しいかどうか”より、“自分に合ってるかどうか”
判断の軸が変わったのも、心を軽くしてくれた。


最近の“感情センサー”の働きっぷり

たとえば、「この人なんか違和感あるな〜」って思ったら、
すぐにそっと距離をとる。昔だったら我慢して付き合ってた。

今は、「あ、センサーが反応してるな」「ありがとうね〜」って気持ちでスッと離れられる。


昔のわたしに伝えたいこと

頭の中まで、いい子でいなくていいんだよ。
感情はあなたの味方だよ。


おわりに:これを読んでいるHSPさんへ

感情をそのまま受け止めるのって、最初はちょっと怖いかもしれない。
でも、まずは頭の中だけでいい
行動を変えなくてもいい。

それだけでも、きっと楽になれる。
だって、あなたの感情は、あなたのことを一番知ってるセンサーだから。

コメント

タイトルとURLをコピーしました