先日、バスを待っていたときの出来事。
何気ない場面だったけど、いろんな感情が動いたから、ちょっと書いてみようと思います。
わたしの嫌な面(心の動き)をさらすのは少し勇気がいるけれど、わたしと同じタイプのHSPさんなら「あるある~🤣」、ちがう人なら「こんな風に見えてるんだ👀」っておもしろおかしく読んでもらえたらうれしいです。
【エピソード】もたつくバスの乗車シーン
バス停には私の前に3人並んでいて、その列から少し離れたところに1人(Aさん)が立っていた。
たぶんAさん、私たちより前に来ていたんだろうな。でも列には並ばず、少し離れて静かに待っていた。
予定時間から遅れてやっとバスが到着し、乗車が始まったときのこと。
前から2番目の人(Bさん)が、Aさんに「お先にどうぞ」と譲ろうとしたのか、急に進まなくなった。
でもAさんは全然動かず、「バスに乗らないのかな?」と思うほどに微動だにしない。
結局Bさんが乗って、次の人もまた同じようにAさんを気にして立ち止まって…
列全体がもたもたして、バスの出発がどんどん遅れていった。
もう!!
「バス遅れてるし、さっさと乗って〜!!!」って、ついイラっとしてしまった私。
【そのとき感じたこと】「見えてる範囲」が違うだけかも
たぶん、私の前にいた人たちは「Aさんの順番を守ろう」という“正しさ”に集中していたんだと思う。
でも私から見ると、「バスが遅れてる」「中で待ってる人もいる」「Aさんが乗る気配を出してない」って全体が見えていて、
「そんなに気にしなくていいから、流れ優先で乗ってほしい…!」という気持ちが湧いてきた。
それって、
私が状況を俯瞰して見て、その場の“最適”を瞬時に判断して動こうとするクセがあるからなんだよね。
でも逆に言えば、目の前の一人ひとりの気持ちは置き去りにしていたのかも…。
そう気づいたとき、ちょっと反省した。
全体を見すぎるあまり、小さな優しさや丁寧さをすっ飛ばしてしまっていたこともあるのかもしれない。
【HSPあるある】全体が見える・深く考えすぎる
このバス停の出来事、ふつうの人からすれば
「え?なにかあったっけ?」ってくらい空気すら動いてないかのような場面だったかもしれない。
でもHSPの私は、その場の人の気持ち・立場・動き・時間・空気感までぜんぶ拾い上げて、頭の中がフル回転していた。
Aさんは譲られてどんな気持ちだっただろう?
Bさんたちは「間違ったことしちゃったかな?」って思ったかも?
自分はなぜこんなにイライラしたんだろう?
…そんなことを、バスを降りたあともずっと考えてしまっていた。
【気づき】わたしは「感じすぎる」人なんだ
こんなふうに、HSPの人って、
- 他人の気持ちや意図にすごく敏感で、
- 周りの状況を広く深く感じ取って、
- その感情や違和感をちゃんと処理しようとする。
だから、些細な日常の中にも「気づき」がたくさんある。
でも同時に、考えすぎちゃってちょっとしたことで疲れてしまったり、
言葉にできないモヤモヤを抱えてしまうこともある。
でも今回、こうして言葉にできたことで、
「私ってこういう傾向あるんだな」って、自分への理解がまた少し深まった気がする。
【おわりに】日常の小さなひとコマから
こういう「ただの乗車シーン」からも、自分の特性に気づけるのって、
ある意味すごくHSPらしい体験だなぁって思う。
きっとこの文章を読んで「わかる〜!」って共感してくれる人がいたら、
それだけで私はちょっと救われる気がするし、
HSPの特性って「重さ」じゃなくて「豊かさ」だなぁって、あらためて思う。
Ronaの「日常からの気づき」シリーズ、第1弾でした🚌✨
また何気ない風景の中から、いろんな自分を拾っていけたらいいなって思ってます🍀
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