苦手な人に消耗しないために。HSPの自分を守る行動術

ふわり日々のこと

はじめに

「この人、ちょっと苦手かも…」そう思う自分に、罪悪感を抱いていませんか?

HSPのわたしは、昔から“いい人”でいたくて、どんな人にも愛想よく接しようとしていました。でもそれが積み重なると、あとからぐったり。エネルギー切れを起こして、心も身体もしんどくなっていました。

そんな自分を守るために、わたしが最近やっているのが「愛想悪くする練習」です。
といっても、誰かを傷つけたいわけではなくて、自分の感覚を大切にしながら、あえて“距離を取る”という選択肢をもつこと。

今回はその練習のステップを、わたしの実体験も交えてご紹介します🕊️


HSPの人が苦手な人との関係に気づくための第一歩

Rona
Rona

“この人とは合わない”って思っちゃいけないって思ってたけど、思ってよかったんだね…

苦手な人を「苦手」と感じることって、悪いことじゃありません。

わたしは、たいていファーストコンタクトで直感的に「この人とは合わないかも」と感じるタイプ。後から冷静に振り返ると、「人の話を聞く気がない人」「自分の考えをさりげなく押し付けてくる人」に、特に違和感を感じていることが多いと気づきました。

大切なのは、この「なんか合わないな」を無視しないこと。
自分の感覚を信じていいんです。


HSPは「苦手な人に優しくしなきゃ」を手放しても大丈夫

Rona
Rona

無理に関わらないのって、相手のためにもなるかも

「苦手な人にも優しくしなきゃ」
「冷たいと思われたらどうしよう」

そんなふうに感じるのも、HSPさんに多い感覚。でもね、誰にでも愛想よくすることが“やさしさ”とは限らないんです。

むしろ、自分が無理して消耗してしまうなら、それは“自分へのやさしさ”が足りてない状態。

それに、合わない人には、もっと相性の合う誰かと時間を過ごしてもらったほうが、その人にとってもいいのかもしれません。


HSPが苦手な人と距離をとるための具体的な方法

「苦手だな」と思った相手とは、無理に関わらなくても大丈夫。

話しかけられても、にこっと笑って終わらせる。
会話を広げようとしない。
頼まれごとも、できれば「いま難しくて…」と断る勇気を持つ。

関係を深めないようにすることも、立派な“自分の守り方”です。


HSPが苦手な人と関わったときの対処法:「微笑みスルー」のすすめ

わたしが最近実感したのが、「微笑みスルー」の効果です。

ある日、病院でのこと。担当の先生と一緒にいた研修生が、関係ない話をぺらぺら話していて(しかも他の患者さんのことをちょっと悪く言うような内容で…)。「えっ、それはちょっと…」と内心ザワザワしました。

その話題を先生がわたしに振ってきた瞬間、わたしは軽く微笑んで、反応せずスルー。
すると、先生はそれに気づいたのか(真意はわかりませんが)、そこからはしっかり施術に集中してくれたし、次に行ったときにはその研修生もムダなおしゃべりが少し減っていました。

ここまでうまくいくのはレアかもしれないけれど、自分の感覚を大切にした対応で、心がとても軽くなったのを覚えています。


スルーして罪悪感があるHSPさんへ:自分を守った実感を大切に

このとき、わたしはあらかじめ「今回はちょっと冷たくしよう」って心構えをして行ったので、罪悪感はありませんでした。むしろ「よし、うまく決まった!」っていう、ちょっとした達成感(笑)

もちろん、いつでもスルーできるわけじゃないし、「苦手だな」くらいではまだ反応しちゃうこともあります。でも、練習を重ねて「我慢しなくてもできる距離のとり方」ができたら、もっとラクになれると思うんです。

Rona
Rona

“それはイヤです”って示すのは、わたしをだいじにすること


HSPが苦手な人との距離をとるためのやさしいアイディア集

すぐに“スルー”が難しいときでも、さりげなく距離をとる方法はあります。

🧩わたしが使ってるこっそりテクたち

  • 🛁 トイレに行く(物理的に距離をとれる万能手段)
  • 📱 電話がかかってきたふりをする(スマホが味方!)
  • 🧳 「このあと予定あるんで…」と帰る理由を作る
  • 📄 何か作業や手帳に集中するふりをする(会話に入りづらい空気を出す)
  • 😷 マスク&うつむき気味で“話しかけにくいモード”を出す
  • 🎧 音楽を聴いているふりをする

どれも無理せず、気まずくもならず、自分の感情を守るための工夫です。


「苦手な人にやさしくしなきゃ」を手放して、HSPが自分を守る方法

Rona
Rona

自分のエネルギーは、自分で守っていいんだよね

誰にでもいい顔をするのをやめたら、自分の中に空いたスペースに、安心や余白が戻ってきました。

「合わない」は悪じゃない。
「苦手」は、ただの相性の問題。

自分のエネルギーは、自分で守っていい。
そんなふうに思えるようになると、少しずつ心が軽くなっていきます。

あなたも、もし今苦手な人に振り回されてしんどいなら。
ちょっとだけ、愛想悪くしてみる練習をしてみませんか?

それは、冷たさではなく、
あなた自身へのあたたかさかもしれません🍃


🔖補足:こっそり入れておきたいマインドリスト

  • ✅ 苦手な人リストを頭の中でこっそり作る(笑)
  • ✅「話しかけないでオーラ」は悪いことじゃない
  • ✅ 苦手な人が悪いわけでも、自分が悪いわけでもない。ただ“合わない”だけ
  • ✅ 「あえてスルーする」のも優しさの一つ
  • ✅ 「いい人でいたい」は卒業していいときもある
  • ✅ 自分が我慢して成り立つ関係は、続けなくていい

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