はじめに
家族の病気をきっかけに、ふと「ちゃんと生きなきゃ」と思う瞬間がありました。
人って、本当にいつ死ぬかわからない。
今こうして生きていられることは、奇跡に近いんだなと感じます。
かつて私も病弱で、体にいろいろな問題を抱えていました。
今は普通に生活できていますが、もし当時の私のような体で今を迎えていたら、どうなっていたか分かりません。
「生きている今」がどれほど貴重な日々か、身をもって感じる出来事でした。
「ちゃんと生きる」って何だろう
「ちゃんと生きなきゃ」と思ったとき、少し焦りのような感覚もありました。
死を意識すると、「後悔しないように生きなきゃ」「味わい尽くさなきゃ」と思ってしまうのです。
でも考えてみると、ちゃんと生きる=たくさんのことを成し遂げること、ではない気がします。
私にとっての「ちゃんと生きる」は、自分をしっかり感じること、丁寧に生きることに近いのかもしれません。
自分をしっかり感じること
外の正解や周りの期待に合わせるのではなく、自分の気持ちや感覚に目を向けること。
嬉しい、悲しい、ちょっと不安──そんな小さな心の動きを、ちゃんと受け止めること。
それが、私にとっての「ちゃんと生きる」第一歩です。
丁寧に生きること
丁寧に生きることは、時間をかけることではなく、一つひとつの瞬間を味わうこと。
今日あった小さなこと、心に残った感覚、ふとした喜びに目を向けること。
それが積み重なることで、充実感や満足感につながります。
「ちゃんと生きる」を自分の言葉にする
私なりの言葉に置き換えると、こんなふうになります:
- 「ちゃんと生きる」=今の自分をちゃんと感じる
- 「ちゃんと生きる」=今日を、今日の私のままで受けとめる
- 「ちゃんと生きる」=人生を急がずに、大切に抱えて進む
まとめ
「ちゃんと生きる」とは、外側の“立派さ”ではなく、内側の“誠実さ”にあるのかもしれません。
呼吸するように、やわらかく、でも丁寧に。
その一歩一歩が、私にとっての「しっかり生きる」ということです。
💡 ポイントとして覚えておく言葉
- ちゃんと生きる=自分をしっかり感じる
- 丁寧に生きる=瞬間を味わう
- 焦りは、命の大切さを教えてくれるサイン
- 外側の正解より、内側の納得が大事
こんなに深くて重くて大切なテーマなのに、時間が立つと少しずつ薄れていってしまう。
それが人間なんだろうね。
でもこのことはどうしても忘れたくない。覚えておきたい。
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