「自分を大切にする」って、“自分の価値観に気づいて、それに沿って生きること”だと私は思っています。
わたし自身、「価値観マップ」や「自分トリセツ」を作ることで、初めて「これがわたしにとっての心地よさなんだ」と実感できました。
生きづらさの原因がわからない…そんな人へ、このブログが自分の中にある“やさしい答え”を見つけるヒントになればうれしいです。
🔍この記事でわかること
- 自分トリセツとはどんなものか
- 「自分を大切にする」の意味が、ふんわりとつかめる
- わたしが1年かけて実感した、心の変化や気づき
はじめに
今日は、私が価値観マップや自分トリセツと出会ってからの変化について、
まとめてみたいと思います。
もしかしたら、
- なんだか生きづらい
- でも原因がわからない
そんなふうに感じている人への、生きやすくなるヒントになったらうれしいです。
小さい頃から感じていた、生きづらさ
小さい頃から、ずっとどこか生きづらさを感じていました。
「もしかして、自分だけ地球人じゃないのかも?」と思ったこともあります(笑)
生きづらさについての記事はこちら
:▷ シリーズ#1-1|自分、ちょっとズレてる?から始まった疑問
大人になるにつれて、「常識」や「普通」というものを学び、
なんとか社会に合わせて生きる術は身につけたものの――
心の中の生きづらさは、むしろ強くなっていきました。

なぜかわからないけど、生きづらい…
どうすればいいの?
そんな中、自然と「自分のマイルール」を作るようになっていました。
これが、今の「自分トリセツ」の一番初めの形です。
例えば、
- 焦ると余計に遅くなる。だから、焦る時ほどゆっくり動く。
- 迷ったらやろう!(でも結局できないこともある)
自分の価値観と向き合って見えたもの
去年、「価値観マップ」というものに出会い、
初めて真剣に自分の価値観と向き合ってみました。
すると――びっくりすることに気づいたんです。
自分が思っていたより、ものすごく自分本位な人間だった。
特に「自分のペースを侵害されないこと」が、
私にとって大きな幸せの基準だということ。

ペースを乱されるくらいなら、友達すくなくていいかなぁ。
そんな感覚すらありました。
実際、週に一度も家族以外と会わない生活でも、私はまったく苦ではありません。
むしろ、心地いい。
でも、価値観マップを作るまでは
- 人とのつながりは何より大事
- ひとりよりみんなで行動するべき
- 人はひとりでは生きていけない
そんな「世間的な正しさ」を信じていて、
人と会う予定に気が乗らない自分を責めていました。
今は違います。
人と関わる頻度なんて人それぞれ。
「なるべくひとりでいたい自分」も、それでいい。
そう思えるようになりました。
実はそこまで大事じゃなかった価値観もあった
逆に、価値観マップを作って気づいたこともあります。
それは、
仕事において「お金」や「やりがい」「他人からの評価」より、
自分のペースを守れることが何より大切だったということ。

人とのかかわりが最低限の在宅ワークがあってたみたい
これを知ったことで、
給料は高くないけど、自分のペースで働ける今の仕事に納得できました。
周りと比べて焦ったり、転職を迷ったりする気持ちも、だいぶ軽くなりました。
HSPを知って、世界の見え方が変わった
また、価値観マップを作った同時期に、
改めて**HSP(繊細さん)**について調べました。
HSPについてまとめた記事はこちら
:▷ HSPってなに?〜“繊細”の科学とわたしの気づき〜
本を読んだら、
驚くほど私が価値観マップに書いたことと重なっていて、思わず笑ってしまうほど。

わたしの価値観マップをうつしたのかな…?笑
ああ、私だけが変なんじゃないんだ。
これは性質なんだ。
そう納得できたことは、大きな転機でした。
もちろん、HSPは全体の少数派。
だからこそ世間とのズレが出るのは当たり前。
その中で自分を変えるのではなく、どう工夫して生きるかを考える視点に切り替えることができました。
自分トリセツを1年育てたら、ここが変わった
価値観マップを土台に、
自分の価値観や思考のクセをまとめた「自分トリセツ」を作り、
毎朝確認することを始めました。
1年間育ててきて、一番変わったと感じるのは――
自分を責めることが、かなり減ったこと。

自分を責めないってとても心地いい♪
昔の私は、何が起きても最終的に「自分のせい」と考えるクセがありました。
同僚がミスしても、「私が何かできたんじゃないか」と自分を責めて、何日も引きずってしまう。
今も一瞬引っ張られることはありますが、
すぐに冷静に切り替えられるようになりました。
その結果、
定期的に来ていた「生きてるのがしんどい時期」も、ぐんと減りました。
心の些細な違和感にも、優しく気づけるようになりました。
一番大切なマイルール:「自分にとってどうなのか?」
この1年で、私が一番大切にしているマイルールがあります。
それは、
すべてにおいて「自分にとってどうなのか?」を考えること。
- 親がこう言った、
- 友達がこうしている、
- 世間ではこれが正しい、
- 偉い人がこう言っている――

そんなの、関係ないよ
自分にとってどうなんだろう?
「自分の幸せ」は、自分が感じるもの。
誰かに基準を預けたり、思考停止したりせずに、
ちゃんと自分で考えて、自分で選ぶ。
これが、私にとっての大切な生き方になりました。
まとめ:ひとりを愛することで、世界と仲良くなれた
「ひとりでいたい」って思う自分を認めるようになって、
私は逆に、周りの人との関係もラクになりました。
「合わせなきゃ」「期待に応えなきゃ」じゃなく、
ありのままの自分でいられる関係だけを、少しずつ選んでいく。
価値観マップや自分トリセツは、
そんな本当の自分に出会うための、大切な旅だったなぁと思います。
これからも、ふわりと、自分らしく。
この感覚を、大事に育てていきたいです。
おわりに
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
もしも今、

理由はわからないけど生きづらい…
自分に合った生き方がわからない…
そんなふうに感じているなら、
少し立ち止まって「自分にとっての心地よさ」を探してみるのもいいかもしれません。
あなたがあなたらしく、
ふわりと生きられるヒントになりますように。
次回予告:価値観マップと自分トリセツのやさしい道のり
次回は、価値観マップ作成から自分トリセツをつくるまでの道のりを、ざっくり全体の流れでご紹介します。

価値観マップって何?
なにから始めればいいの?
という人でも大丈夫。
たとえば、「自分が何を大事にしてるのか、うまく言葉にできない…」そんなモヤモヤのままでも、少しずつ見えてくるヒントがあります。
わたしの実体験を交えながら、自分らしさを見つけていく旅の地図を、一緒に広げてみましょう🗺️
▶ 次はこちらの記事へ
👉 1-2|自分を知るってどうするの?価値観マップ作成と自分トリセツへのやさしいつながり方
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