「自分のことを知りたい」「もっとラクに生きたい」そう思っても、
ちょっとむずかしく感じることもありますよね。

何から始めたらいいの・・・?
そんなときの道しるべになるのが、「価値観マップ」と「自分トリセツ」。
わたしにとっては、“自分の軸”をやさしく見つける地図のような存在です。
このページでは、価値観マップを使って自分を知るプロセスと、
そこから「自分トリセツ」へつながっていく、ふんわりやさしいステップをご紹介します。
このページでわかること
- 「自分トリセツ」をつくる前のステップって何?
- 価値観マップってどんなもの?どう使うの?
- 自分の大切にしたいことを、どうやって見つけていくか
- ふんわりでOKな、わたしらしい始め方
- 自分の価値観を言葉にすることで、どうしてラクになれるの?
はじめに:自分トリセツって、どうやって作るの?
前回の記事では、自分トリセツを作ってみたら「すごくよかったよ!」という話をしました。
じゃあ、実際にどうやって作るの?と気になったあなたへ。
この記事では、自分の内側を見つめる「価値観マップ」から、
見つけた価値観を日常へ落とし込む「自分トリセツ」へとつながる、
ゆるやかなステップをご紹介します。

まずは流れをイメージしてみようね
完璧じゃなくて大丈夫。
楽しみながら、今の自分を見つめる旅に出かけましょう!
STEP1:自分の内側を見つめる(価値観マップ作成)
いきなりトリセツを書き始めるのって、実はちょっと難しい。
最初にやるのは、「自分ってどんな人?」をざっくり棚卸しすること。
わたしの場合は、価値観マップというものを作って、
お題に沿った回答を考えながら、自分の好き・大事にしたいもの、嫌い・やりたくないことをマインドマップ形式で広げていきました。
でもこれ、けっこうボリュームもあるし、ひとりで向き合うのが苦手な人もいるかもしれません。
そんなときは、無理に一人で頑張らなくて大丈夫!
たとえば、
- 誰かに質問してもらって話しながら言語化する
- 思いついたことを箇条書きにしていく
- 雑談ベースで「こんなこと好きだったな〜」って思い出す
みたいに、自分に合うやり方でOK!
大事なのは、
「今の自分は、何を大事に思ってる?どんなとき心が動く?」
そこをふわっとでもいいから見つめてみること。
さらに、棚卸しをサポートしてくれるおすすめ本もあります。(※これは次回ご紹介予定!)
STEP2:価値観を深める(深堀りで気づきを広げる)
STEP1で出てきた言葉や気持ちを、ひとつずつ眺めて少しだけ深掘りします。
「どういうときにうれしい?」「どうしてそれが大切なの?」と、自分にやさしく問いかけながら、
すこしずつ気持ちを深く掘っていく時間。
ふわっとした言葉に、少しずつ輪郭をあたえていきましょう。
ひとつの気持ちの中に、思っていた以上の想いや願いが隠れていて、
自分の本音とじっくり向き合う、やさしい時間になります。
小話:ふんわりでOK!育てながら深めていこう
ちなみに――
トリセツや棚卸しの内容に、最初から確信を持てる人は少ないと思います。
でも、それで大丈夫。
「とりあえず今はこれかな〜?」くらいのふんわり感覚で始めてOKです。
もし後から「違ったかも」と思ったら、そのときに修正すればいいだけ。
むしろ、ひとつ方向を決めて歩き出すことで、新しい景色が見えてきて、
前よりもっと自分のことがわかるようになるんです。
あっちこっち寄り道しながら、楽しく進めばいいよね。
STEP3:“わたしにとっての本質”を見つける(抽象化)
深掘りして見つけた言葉を、もう一度見つめ直して、
「わたしにとって、本当に大事なものってなんだろう?」と、
よりシンプルで本質的な言葉にまとめていきます。
たとえば、「カフェで過ごす時間」が大事なら、
その奥にあるのは「ひとりの時間」かもしれないし、
「安心感」や「自由」かもしれない。
すこし難しく感じると思いますが、これも「今の時点で」「なんとなく」で大丈夫!
このステップでは、“たまご”に名前をつけるように、
自分の中にある大切なものに言葉を与えていきます。
STEP4:気づきを形にする(自分トリセツ作成)
見つけた価値観を、これからの毎日にどう活かすかを考えながら、「自分トリセツ」にしていきます。
・どんなときに、その価値観は満たされる?
・逆に、どんなときに失われやすい?
・自分がラクでいられる「ちょうどいい状態」は?
そんなふうに、日常で活かせる形にしていくと、
自分を無理なく大切にできるようになってきます。
書き方もルールも自由です。
わたしも最初は、「思ったこと」をただメモするところから始めました。
すこしずつ形にしていくことで、「こんなふうに過ごすと、わたしはごきげんかも」が見えてきます。
さいごに:ふわっと、たのしく自分トリセツを育てよう
自分トリセツは、一回作ったら終わり、じゃありません。
暮らしや気持ちが変われば、またどんどん書き換えてOK!
わたしも何度も何度も、
- 言葉をぎゅっと短くしたり
- より刺さる表現に変えたり
- みやすく段落をわけたり
試行錯誤を重ねました。
それだけ、**「自分をわかろうとする旅」**は続いているってこと。
最初はちょっとめんどくさいな、難しそうだなって思うかもしれない。
でも、今ここで自分に向き合うことは、
未来のあなたがもっと楽に、もっと幸せに生きるためのギフトになります。
だから、気負わず、完璧を目指さず、
ふわりと、でも大切に。

あなたらしい「自分トリセツ」作り、応援しています!
次回予告|価値観マップってどうやって作るの?まずは「リベ式」から試してみたよ。
次回はいよいよ、実際の価値観マップづくりに挑戦!
YouTubeで紹介されていた「リベ大式」の基本ステップをもとに、
私がどんなふうに手を動かし、どんな壁にぶつかったのかをやさしくお届けします。
「ちょっとむずかしいかも?」と感じたポイントや、
HSPさんにこそ伝えたい“力を抜くヒント”もたっぷりご紹介しますので、
どうぞ安心してのぞいてみてくださいね🍀
▶ 次はこちらの記事へ: 👉 価値観マップってどうやって作るの?
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