こんにちは、ふわりです。
今日は、植西聰さんの著書
**『上機嫌のつくりかた』**を読んで感じたことをシェアします😊
しあわせは「上機嫌な時間」を増やすこと?
わたしは前から、
しあわせとは、“上機嫌でいられる時間”を増やすこと
だと思っていて、そのためには
**「自分で自分をご機嫌にするスキル」**が大事だと考えていました。
だからこの本のタイトルを見たとき、「あっ、これは今のわたしに必要なヒントがあるかも」と、直感的に手に取りました。
上機嫌は“性格”じゃなくて“習慣”?
本の中で一貫しているのは、
**「上機嫌は性格ではなく、習慣(スキル)」**という考え方。
上機嫌な人って、もともと明るくて前向きな性格の人…と思いがちですが、この本では「後天的に習慣づけられるもの」として紹介されています。
たとえば:
- 自分に優しい言葉をかける
- 欲をコントロールする
- 他人に期待しすぎない
- 情報を減らす
- 朝に鏡の前で笑う など…
実践しやすい方法が、2ページで1項目ずつ紹介されていて、どこからでも気軽に読めるのが特徴です。
自分トリセツとの重なりに安心した
読んでいて嬉しかったのは、
わたしの価値観や「自分トリセツ」で大切にしていることと、重なる部分がたくさんあったこと。
※自分トリセツとは
わたしが以前から作っている、自分の扱い方のメモのようなものです。
価値観や気質に合わせて、自分が心地よく生きるためのヒントをまとめたものです◎
こちらの考え方・作り方が気になる方は、カテゴリ1・2をぜひ読んでみてください。
もちろん、ここまで来るのに少しずつ試行錯誤してきたからこそであって、
はじめから同じような考え方ができていたわけではありません。
ひとつずつゆっくりと積み上げてきた「自分トリセツ」だからこそ、嬉しかったんです◎
たとえば:
- 「ミニマム」な暮らし方(欲を減らす、情報を制限する)
- 直感を信じる
- 自分のペースを守る
など、「ああ、わたしの方向性、間違ってなかったのかも」とちょっと安心できました☺️
もちろん、「これはわたしには合わないな〜」と感じる項目もあったけれど、それも含めて「選べる」のがこの本のいいところ。
印象的だった「反省しない」という発想
本の中でとくに印象に残ったのが、
「反省除去」という考え方。
よく「反省はしても自分責めはしない」って聞くけど、実際はなかなか難しくて。
わたしも気づくと過去のことを何度もぐるぐる考えて、気分が沈んでしまうことがあります。
でもこの本では、
「もう反省しない」
という、ある意味で思い切った選択肢が紹介されていて、ちょっと衝撃でした。
でも、「あのときこうすればよかった」と何度も考えて落ち込むくらいなら、
未来をよくすることだけ考える。
そう意識を切り替えた方が、自分を守れるのかもな、と思いました。
“失敗をどう活かすか”に集中することで、自然と上機嫌な時間も増える気がします。
HSPさんには、合う部分だけつまんで◎
正直に言うと、
この本のすべてがHSP気質のわたしにフィットしたわけではありません。
「気持ちの持ちようですべて変えられる」的なニュアンスには、ちょっとモヤッとした部分も…。
HSPさんにとっては、「気分を変える」「前向きに考える」といったこと自体が、エネルギーのいる行動だったりします。
心が疲れているときに、こうしたアプローチが逆にプレッシャーになってしまうこともあるんですよね。
でも!
- 各項目が短くて読みやすい
- 方法がたくさん紹介されている
- 「自分に合うものを選べばいい」という読み方ができる
という点では、とても気軽に読めて、ヒント探しにはぴったりの1冊です。
おわりに:上機嫌は“選べる”ようになる
自分の気分が安定していると、
周りとの関係も穏やかになるし、毎日がラクになりますよね。
上機嫌でいることは、誰かに左右されることじゃなくて、
**「自分でつくっていけるもの」**なんだと、あらためて気づかされました。
HSP気質のわたしにとっては、全部が参考になるわけではなかったけれど、
「これは使える!」という視点を少しずつ取り入れるだけでも、日々がちょっと軽くなる気がしています🌿
📚こんな人におすすめ
- 気持ちの波を少しでも穏やかにしたい人
- 自分をご機嫌にするヒントを探している人
- 「自己理解」や「自分トリセツ」に興味がある人
自分にしっくりくる方法が一つでも見つかれば、それはもう大きな前進。
「上機嫌になるためのヒント帳」として、そっと寄り添ってくれる本でした。
📚この記事で紹介した本
『上機嫌のつくりかた』
著:植西聰(PHP研究所)
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